ミステリー・サスペンス・ハードボイルド1

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容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
ストーリーは良いですが、表現力に欠ける。直接的な表現ばかりでイライラしました。文字を読みましたって感じです。主人公は数学の天才だが堅物で面白みに欠け、殺人犯は序盤から分かっているし、事件発生後のアリ......
少年探偵王 本格推理マガジン―特集・ぼくらの推理冒険物語 (光文社文庫―文庫の雑誌)
鮎川哲也監修、芦辺拓編集の「本格推理マガジン」の第2弾。 今回の特集は、「ぼくらの推理冒険物語」ということで、少年少女向けの推理小説が集められている。 収録されているのは、江戸川乱歩「まほうや......
メトロポリスに死の罠を
巧妙なタッチで描かれた都市空間。物語性を重視した素晴らしい作品です。芦辺作品の広がりを感じる とても素晴らしい著書だと思います。...
名探偵Z―不可能推理 (ハルキ・ノベルス)
バカバカしいことこの上なし。でも,遊び心にあふれていて面白いです。重厚な本格ミステリに尽かれたら、箸休めにどうでしょう。もってこいの作品ですよ。いつも読みなれている、芦辺先生の本格物からは思いもよら......
グラン・ギニョール城 (ミステリー・リーグ)
野心作であり、その狙いは成功していると思います(詳細は読んでからのお楽しみということで。)。後書きに示された作者の執筆動機にも、強く賛同します。但しトリックそのものは若干薄味です。それから一点疑問が......
十三番目の陪審員 (角川文庫)
1998年に出た単行本の文庫化。 森江春策シリーズの一冊。本書のノリはガードナー。陪審制が日本で復活したという設定で書かれており、法廷での丁々発止のやりとりが面白い。巨大な陰謀も見え隠れし、それ......
地底獣国(ロスト・ワールド)の殺人 (講談社文庫)
1997年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 ドイルの『失われた世界』とヴェルヌの『地底探検』を混ぜ合わせたような作品。冒険小説だが、きちんとした推理小説にもなっている。恐竜が出てきたり、......
時の密室
明治時代から現代まで貫くミステリーという壮大な内容に期待して読みました。しかし・・・ 二つの迷宮入り事件のトリックは、推理クイズの解答のようで,答が出たというだけで面白いとは思わなかった。 前作......
殺人喜劇のモダン・シティ (講談社文庫)
1994年に東京創元社から出た単行本の文庫化。 ミステリとしては、はっきり言っていまいち。色々と工夫がこらされてはいるのだが、あまりにも説得力がない。無理がありすぎる。 むしろ、冒険ロマンとし......
怪人対名探偵 (講談社ノベルス)
ストーリーの紹介を… と思ったのですがネタバレせずにレビューをするのが難しい位沢山のアイデアを盛込み最後に解き明かされる数々の謎。読み応え抜群の一冊です。...
不在証明崩壊(アリバイくずし)―ミステリーアンソロジー (角川文庫)
1996年にカドカワノベルズとして出たものの文庫化。 8人の推理作家が、「アリバイ崩し」というテーマで競作している。類似の企画に、密室や誘拐でやったものがあるが、本書はそこそこの出来。大失敗に終......
真説ルパン対ホームズ―名探偵博覧会 (名探偵博覧会)
モーリス・ルブランの「ルパン対ホームズ」を読んだとき、「これが本当にホームズか?」と違和感を感じました。なんだか、喋り方や行動に精彩が無いのです。しかし、ミステリーマニアでもある芦辺氏の手にかかり、......
堕天使殺人事件
良くぞこれだけ皆が皆好き勝手に大風呂敷を広げまくった作品を,まとめたなと言うのが感想。確かに結末に物足りなさを覚える新本格ファンもいるでしょうが,アレ以外どうしようもないでしょう。まあ読んで見れば判......
かまいたちの夜2オリジナルノベルズ 三日月島奇譚
収録されているのは、「底蟲村異聞」「底蟲村記録抄書」「香山さん探偵帳」の三編。 「底蟲村異聞」は、真理(と、小林さん夫婦)と共に三日月島へとやってきた主人公が、同じく取材で三日月島を訪れていた美樹......
まほろ市の殺人 夏―夏に散る花 (祥伝社文庫)
まほろ市、という架空の都市を舞台に四人の作家さんが競作する、という企画の夏バージョン。 するするっと読めて、まあおもしろかったです。 登場人物が出揃った時点でなんとなく「こういうことかな」とい......
人形はライブハウスで推理する (講談社ノベルス)
なかなか進展しなかったおむつと朝永さんの仲がゆっくり、ゆっくり進展しています。「ミステリはいいから、もっと2人の話を!」なんて思ってしまうほど。ミステリなのに、ミステリ部分より他が気になる。でも面白......
三人のゴーストハンター―国枝特殊警備ファイル
題名のとうり、三人のゴーストハンターが、怪奇的な事件を、解決していくというストーリーです。しかし、その三人が幽霊以上に変な奴なのです!一人は・・・顔がつぶれたかなりごっつい「とうあぼう」。もう一人は......
たけまる文庫 謎の巻 (集英社文庫)
僕は特に「EVERYBODY KISLLS SOMEBODY」が気に入った。 アイディアも面白いが、面白いだけで終わらせず、人間のエゴの連鎖をシニカルに描いているのが秀逸。 どの短編も面白い。 我......
ディプロトドンティア・マクロプス (講談社文庫)
相変わらず我孫子氏の文章は軽妙洒脱でニヤリとさせられる。「殺戮にいたる病」のようなシリアスな作品から、本作のような軽いノリの作品まで本当に幅広い作家だ。絶対もっと評価されるべき作家だと思う。今までの......
たけまる文庫 怪の巻 (集英社文庫)
たくさんの短編がかかれており我孫子さんのある一つのテーマにそって物語がかかれています。このテーマは「本書」の中に解説があるので短編を読んでから、感想を読むとよいと思います!俺は元ネタを知らないためテ......
エロティシズム12幻想
おもしろいです。エロティシズムといってもポルノではなく完全な幻想小説集ですね。どの作品も真剣にとりくんだものだという気迫がありました。いいかげんに描いている著者はいないと思います。全体にたいへんレベ......
屍蝋の街
ラストは前回同様、うっすらと背筋が寒くなるような感じではありました。 今回はコンピュータだの、サーバーだの…ちょっとアナログチックな私の頭脳では想像の域を越えるものが多々ございまして…その点、私の......
腐蝕の街 (双葉文)
当初、何の予備知識もなく読み始めたので、当然推理小説だろうと思っていたら、読み進めていくうちにSF小説であると気付いた。(笑) 設定を小出しにして、読者に推察させていくあたりはもどかしくも上手いな......
かまいたちの夜 特別篇―イラストレーテッドメモリアル公式ファンブック (サウンドノベル・エボリューション (2))
ある方法で、「かまいたちの夜」がまた遊べるようになったので、急遽、購入しました。 こちらは、基本的には、PS版用になっており、SFC版ユーザーには「?」となる所があるかもしれません。 読み物も、......
ディプロトドンティア・マクロプス (講談社ノベルス)
流行らない探偵事務所を開く主人公のもとに、開業以来の大記録が打ちたてられた。依頼が一日に二件も!!父親探しとカンガルーのマチルダさん探しを(後者は成り行きで)引きうけるが、それが悲劇(っていうか喜劇......
死神になった少年
我孫子さん特有の読みやすさで、ぐいぐい読ませてくれる。人の死を100%予知する少年。最後まで一気に読んで、なるほど、と納得。...
殺戮にいたる病 (講談社文庫)
題名どうりです 正直言ってこれはおすすめできません吐き気とともに読み終えました。確かに最後は衝撃的ですが同じ衝撃度では『ハサミ男』の方が内容的に優れています。途中はなんとか大丈夫でしたが最後で吐きそ......
人形は眠れない (講談社文庫)
我孫子武丸の人形探偵シリーズの第三弾! 今回はところどころにミステリ色をちりばめながらも、睦月と朝永の恋愛話に重点がおかれている。 なかなかはっきりした態度をとれない朝永に恋のライバルが出現。 一......
吸血鬼ブランドはお好き? (コバルト文庫 あ 1-31)
ず〜っとこのシリーズは楽しみにしていたのだけれど、今回から 挿絵も変わり字が大きくなって行間も結構開いて全体的に短く? なった感じがした。 内容的にも「え?もう終り!?」と、ちょっともの足りなかった......
世界が愛した日本
本書は日本ではほとんど知られていない感動の外交物語を扱った歴史ノンフィクションです。 トルコ・ポーランド・ベルギー・ユダヤ人・インドネシア・韓国・ドイツなどの国々との感動の物語を読み手に伝わりやす......
江戸川乱歩怪奇短編集~赤い部屋 (ヤングジャンプコミックス)
東元さんという漫画家はあまりメジャーではないが、乱歩の世界観を表現するのにとても適した、魅力的な雰囲気の絵柄を描く人、という印象。懐かしい感じがするのに決して古くさくも読みにくくもなく、ベテランら......
吸血鬼ブランドはお好き? (コバルト文庫 あ 1-31)
ず〜っとこのシリーズは楽しみにしていたのだけれど、今回から 挿絵も変わり字が大きくなって行間も結構開いて全体的に短く? なった感じがした。 内容的にも「え?もう終り!?」と、ちょっともの足りなかった......
三毛猫ホームズの談話室 (光文社文庫 あ 1-111)
本書は、赤川次郎が進行役をつとめた13の対談(正確にはそのうち2つは鼎談)を収録した本だ。いわゆる「三毛猫ホームズ」シリーズの小説ではないので、どうかお間違えのなきように。 むしろ、赤川作品を......
三毛猫ホームズの降霊会 (光文社文庫 あ 1-109)
三毛猫ホームズは、楽読みできます。 降霊という怪しげな話しですが、主人公の幼なじみという設定の突飛さも、それほど気にならないのは、軽い調子の文章だからでしょうか。 結論は余りお奨めできない話題です。......
マザコン刑事の事件簿 新装版 (徳間文庫 あ 1-43)
「おとなりも名探偵」を読んで「マザコン刑事」の面白さを知りました。 マザコンと聞くと「え〜っ」と思う人がいるかもしれませんが、そこは赤川作品、 各キャラクターがユニークに描かれています。 短編集な......
バラバの方を (トクマ・ノベルズ)
ミステリに図像学を持ち込んだのが「ウリ」の飛鳥部氏だが、本書は上っ面をなでているだけでまったく面白くなかった。図像学を持ち込む必然性がないし、説明も曖昧。なにより、本書のメインテーマとなっている狂......
バベル消滅 (角川文庫)
1999年に出た単行本の文庫化。 新潟の小さな島を舞台にした、暗いミステリ。 毎回、美術ネタで楽しませてくれる著者だが、今回のモチーフとなっているのは「バベルの塔」。ブリューゲルをはじめ、多く......
殉教カテリナ車輪 (創元推理文庫)
硬い題名とは裏腹に、楽に読める。図像学という学問を扱っているが、くどすぎないので、当方のような美術に関心のない素人にもわかりやすい。この作者は程々ということを知っている。本格推理としても練れていて、......
殉教カテリナ車輪
図像解釈学:イコノロジーミステリ(図像学:イコノグラフィかもしれないが、浅学な私には判断がつきかねる)!怪しい魅力をたたえた作中の油絵は、なんと著者の作だとか。美術が好きならのめりこむこと間違いな......
鳥玄坊―時間の裏側 (講談社文庫)
3部作の2作目ですが、謎の存在“鳥玄坊”の正体を探り、最後にはそれと対峙するところで終わるので、本書だけで充分完結しているように感じました。『アカシック ファイル』に出てきたような衒学や根源力の蘊蓄......
日本史鑑定 (徳間文庫)
見事な対談だった!読後感のさわやかさはなにものにも変えられない。やはり人格的にも超ど級の人たちの対談はこうなるんだ!と嬉しくなった。7章に分けてさまざまな日本史観・日本文化観・日本人観が述べられてい......
鳥玄坊〈1〉根源の謎 (講談社文庫)
奇想のオンパレードです。ウンチクも山ほどつまっていますが、それがどうでもよくなるほど素晴らしいのが作者の空想力です。一見何の関連性もない事実が次々に繋がり、やがて全てが日本神話へと帰結していく。次々......
視えずの魚 (講談社文庫)
築地のセンセイが再び東洲斎写楽の謎に挑戦!なのだが、その正体は前作でつきとめているので、今回は写楽の幻の作品を捜そうと奮闘します。センセイが一人で写楽捜しの「ゲーム」をはじめる、登場人物の人間関係に......
真説 謎解き日本史 (講談社文庫)
作者独自の視点からピックアップした歴史テーマについて、作者の考察を登場人物をして語らしめている、小説的歴史考察。秀逸なのはまずは「竹島」の領土権問題についての察。内容的にはそれほど詳細ではなく、本格......
ゲーム―小説〓小平秘録
香港返還に伴う中国とイギリスの交渉経緯をドキュメンタリータッチで描いた作品です。 明石散人氏は独自の着想と膨大な情報から歴史や世界の真実を読み解いていくという作品を多く世に出されていますが、本作品も......
アカシックファイル―日本の「謎」を解く! (講談社文庫)
ホントかどうかは知らないが,莫大な情報量と圧倒的に強引な推理力に必ず惹き込まれます。だいたい明石散人とは誰なのか?そこからが謎です。ただその正確な情報に裏付けられた推理は読む者に感銘を与えずにはいら......
日本史鑑定
見事な対談だった!読後感のさわやかさはなにものにも変えられない。やはり人格的にも超ど級の人たちの対談はこうなるんだ!と嬉しくなった。7章に分けてさまざまな日本史観・日本文化観・日本人観が述べられてい......
名探偵は、ここにいる―ミステリ・アンソロジー〈1〉
どことなく島田荘司さんチックな謎を、名探偵狩野俊介が解く「神影荘奇談」、これが一番良かったです。これを含め、収録作全てスラスラ読めました。残念なのは、あとがき・解説が無い事。...
霊名イザヤ (角川文庫)
私立幼稚園の園長であり童話作家でもある深澤将人と、同じ幼稚園で働き、穏やかで人を和ませる風貌の娘・沙貴は、父娘二人だけながらも、幸せに暮らしているように見えます。しかし、キリスト教の異端カタリ派の聖......
巫女の館の密室 (ミステリー・リーグ)
全体として見るとこけおどかしが多く、消化不良の観が否めないような気がします。この手の密室物では,ある程度仕方がないのかもしれませんが。主人公とその相棒のキャラ頼みで,出てくる登場人物達の人間関係も予......
光る地獄蝶 (光文社文庫)
良くも悪くも,ちょっと横溝正史っぽいですね。ただ題名ほどおどろおどろしくはありません。丹念に書かれたミステリですし,何といってもヒロインや彼女の周りにいる人達に好感が持てる作品です。同じ作者の根津愛......
鏡の奥の他人 (幻冬舎文庫)
うーん、真相そのものは悪くはないと思うのですが……。 そこに至るまでの描写などが回りくどいと感じました。 それから、文庫裏のあらすじはいただけませんね。 美鳩とミクの文節を逆にしないと……。 また、......
根津愛(代理)探偵事務所
女子高生探偵、根津愛ちゃんの初短編集。デビュー長編は別にある。 「カレーライスは知っていた」愛ちゃん小学生時代の事件を、名刑事のお父さんが鮮やかに解決。しかし、この署にはナンバーディスプレイは無い......
七週間の闇 (講談社文庫)
まさかの展開!驚きですね。オススメの一冊です。テンペラ画に隠された秘密とは――。登場人物の心境が、それぞれの場面で活きていて人柄が目に見えるようでした。...
堕天使殺人事件
良くぞこれだけ皆が皆好き勝手に大風呂敷を広げまくった作品を,まとめたなと言うのが感想。確かに結末に物足りなさを覚える新本格ファンもいるでしょうが,アレ以外どうしようもないでしょう。まあ読んで見れば判......
化身 (幻冬舎文庫)
既に両親と姉を亡くしている大学一年の人見操は、親戚にも会ったことがない。そんな彼女が自分の出生に疑問を持ち、同好会の先輩である三年生の坂崎英雄とともに、本当の自分の両親を捜し始める。その過程で、19......
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